都市部のノウハウを地方へ、地方の強みを全国へー北日本新聞社(富山)からの取材について
2025年9月29日付の北日本新聞にて、私、齊藤が「富山県中小企業の事業承継」をテーマに取材いただきました。
自らの出身地である富山県での事業承継の状況や、中小企業支援への取り組みについて取材を受けたものであり、地元紙に掲載されたことは私にとって非常に感慨深い出来事でした。
私はこれまで、神奈川県・横浜市を拠点に中小企業診断士・行政書士として、企業の事業承継、M&A、補助金申請支援などを中心に活動してきました。
その中で痛感するのは、「優れた事業や想いを次の世代につなぐことの価値」と、「それを支える仕組みの大切さ」です。
経営者の少子高齢化が進み人口は減少する中で、事業のバトンをつなぐことは地方経済における最重要課題の一つであり、特に富山のように製造業や伝統産業が、地域と密接に結びついた土地では、その影響は計り知れません。
私の原点は富山のまじめな職人や経営者の姿勢にあります。
「良いものをつくる」「約束を守る」「地域とともに生きる」――
こうした価値観が、今の私の仕事の根底に流れています。
東京や横浜での経験を重ねる中で、改めてその“富山らしさ”が、持続可能な企業経営に不可欠な要素であると感じています。
今後は、富山県内の中小企業とも連携しながら、後継者育成や経営改善、デジタル活用、そして資金調達や補助金の活用支援を進めていきたいと考えています。
「都市部のノウハウを地方へ、地方の強みを全国へ」――
その架け橋となることが、私の使命であり、出身地への恩返しでもあります。
地元紙での掲載をきっかけに、多くの方から温かいメッセージをいただきました。
これからも、企業の“想い”を未来へつなぐ専門家として、地域の力を信じ、全国の中小企業の皆さまとともに歩んでいきたいと思います。
※掲載記事:北日本新聞(2025年9月29日付)「中小企業診断士・行政書士 齊藤氏、事業承継支援で注目」【富山県出身】